2013.07.15 Monday 22:16

行くぜ、しまなみ・とびしま



7月の海の日を挟んだ連休にしまなみ街道ととびしま街道に輪行。仕事で高松、四国中央に行ったときに地図をもらって、都立大のジャイアントショップでもガイドをもらってあって、これは行くべしと思っていたもの。あまり先だと体力の自信もないし、気分が満ちているときにっ、と。

まあ、地図とかは用意してあったので、あとは何でどうやって行くか。夜行バスはほとんどが輪行不可。自家用2輪車はレンタルになる。バスだと仕事のあと行くことになるので予定がたたない。唯一の東京駅から西へ行く寝台特急電車サンライズ瀬戸という手もあったけど、21時30分と発車が早い。出雲に行くときの手段として取っておく。

決めたのは往復新幹線で、折りたたみ自家用2輪車で輪行。日本旅行のJRのぞみで行く宿泊プランだと往復の新幹線で宿も付く。ネットだと決まったものしかないので大井町の日本旅行へ。なかなか混み合って休む間もないのに、的確に対応してくれました。尾道まで新幹線、走って今治。泊まってフェリーで岡本へ行き、また走って呉へ。という要求に、今治のホテルは国際ホテル。尾道へ行くのは新幹線の座席がとれないので岡山まで新幹線、その後在来線に決定。

少しずつ小出しに掲載予定。上の写真は大崎下島の江戸時代の街並みが残る御手洗で撮ったカット。普通の家の格子窓にたくさん飾られていていい感じでした。




2013.07.21 Sunday 12:27

しまなみ・とびしま-渡船







JR尾道駅の改札を出ると観光案内所を探す。観光案内所でしまなみ街道の橋を渡るときのチケットを売っている、とネットに出ていたので。数人の女性が明るい笑顔でチケットを売っていて、初めてだというとチケットの使い方を教えてくれた。案内のリーフレットもあったが、都立大のジャイアントショップでもらったものだった。チケットは250円。今治までの片道はこれで間に合うのだ。

駅をでると年配の方が自転車を持ったり、押したりしたいる人に、質問ゃ指示をしていた。「自転車の組み立ては組み立て場があるからそこで」と言われて向かう。数人が組み立てていた。私は折りたたみだったのですぐ乗る形になった。尾道駅は海の接していて、道路の向こうにフェリー乗り場が見える。

島名も街道の初めの新尾道大橋は歩行車道がないので、「渡船」をするようにガイドに書かれていたのでフェリー乗り場へ。参院選のスピーカーが鳴り、チラシを配っていたけど、地元じゃないのでスルー。待っていると小さなフェリーがやってきた。乗客は少ない。乗るとすぐ出た。宮崎駿夫のアニメに出てくるようなシワシワのおばあちゃんが集金に来る。110円。全員集めると上の運転室に登って行った。夫婦でやっているようだ。対岸に着くと運河のような細いところを少し行くと向島に到着。時刻表はなく、ピストン輸送。さあ出発。

2013.07.24 Wednesday 22:40

しまなみ・とびしま-道しるべ



渡船して向島へ。ネットからプリントアウトした地図をすぐ見ることができるようにして出発。走り始めると道路にブルーのラインがあるのに気づく。そういえばネットで地図をプリントアウトしたときブルーの帯があるという記事を見た。これがそなのだ。今治までの距離も書かれている。それでこのライン従って走ることにする。海沿いの道に出て走ると大きな橋が見えてきた。因島大橋だ。

橋の下の道路を走って、橋を見上げていたら、橋に登る道を通り過ぎてしまった。しまなみの橋は、下を船が通るので高く位置に架かっている。だからそこまで登っていかないと渡れないのだ。でも自転車用の橋に上がる道があって、距離はあるがスロープ状になっていて場所によってはバイクと道が分かれている。因島大橋は道路の下に自転車とバイクの通路がある形になっていた。橋を渡った因島側にチケットを切って入れる箱があった。人がいるわけではなかった。橋を渡ると今度は下りのスロープなので楽。




2013.07.25 Thursday 00:05

しまなみ・とびしま-尾道ラーメン



因島大橋を下ると半月状のビーチが広がる。白い恐竜が立っていたり、シャワーなどの設備もあるようだ。仮設の海の家があって尾道ラーメンのノボリ旗が見える。時計は12時半。6時前に出て、新幹線内でおにぎりを3個食べただけだ。食べるなら「今でしょっ」と海岸に降りていく。ラーメンができるまで砂浜へ行ってみる。まだ人は多くない。関東地方の砂浜はグレーというか黒い砂浜なのだが、ここは真っ白ではないけどクリーム色というか肌色というかキレイないろなのだ。その上、海も透明でのどかな時間が過ぎていた。

尾道ラーメンは醤油味に挽肉が入っているのが特徴なのかなっ。入っていた。うまい。腹が減っていたからなぁ。喉も渇いていたので、しばらく絶っていた炭酸を注文。日本のサイダーとラベルに書いてあった。まぁフツーのサイダー。全部飲まずに残りはディパックへ。暖まるとどんな味になるか〜。しばらくして出発。





2013.07.26 Friday 01:00

しまなみ・とびしま-生口橋



しまなみビーチを離れると海岸から少し離れたところを走る。そうしたら水軍城の標識。そうだ瀬戸内海は村上水軍の本拠地だったのだ。登り坂を行くような感じなのでブルーラインを進む。大きな生口橋の下を通り抜けてから自転車用のスロープを上る。

そうそう因島大島を渡る直前、ディバックに止めていたGEのコンデジが止め金から外れて、コンクリートの道路に落下。これまでコンデジの液晶を割る常習犯で、5000円前後で買ったコンデジの液晶をダメにしたいる。またかっ、と観念。まあ、ビッグカメラで3980円で買ったGEの真っ赤なカメラなので大きな落胆はなかった。

落ちた電池を入れて電源を入れても撮れない。それで、キャノンの少し大きくて走りながら持つには苦労するデジカメを取り出す。途中からハイビジョンの横長のサイズになったのはそのため。さすがにキャノンのデジカメの方が色はしっかりしている。

生口橋は車道の横を自転車とバイクも走るカタチ。橋の上から見る瀬戸内海は天気を良くてキラキラしている。







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2013.07.27 Saturday 23:32

しまなみ・とびしま-料金所



しまなみ海道の料金所は無人。尾道から橋を渡って行くと、初めは橋を渡った後に料金所がある。途中から料金所は橋を渡る前になる。通ると音声で金額を知らせてくれる。現金でもかまわないけど、全部渡るなら、初めにチケットを購入した方がスムーズだ。

ロードバイクにヘルメットで高速で走る人。レンタサイクルで仲間で走る人。子供を励ましながら親の間に挟んで走る家族。老夫婦はゆっくり走る。いろんな人が走って挨拶をしてくる。

天気が良いので喉は渇く。ひとつの島でボトル1本飲まないと進まなくなってきた。初めは水だったけど次は四国限定温州みかん水、飽きてきたので絶っていた炭酸に手を出す。ややバテてきた。




2013.07.28 Sunday 00:03

しまなみ・とびしま−足が…



大三島へ行くのに渡った多々羅大橋。同じようなカタチの橋が続くのでどの橋かわからなくなる。島も同じようなカタチがたくさん見えるのでわからなくなる。地元の人はわかっているのだろうか。小さな島にもちゃんと名前がついているのかなと思いつつ走る。

少しずつバテてきて、橋の渡る登り坂が続くのもあるし、折りたたみ自家用2輪車の小さな車輪と、衰えてきた体力と気力で、太ももがつってきた。初めは走りながら少し伸ばすと治まったのだが、繰り返しつるようになった。仕方がないのでつったら止まってもんで治ったら走るようにする。これで何とかなると思っていたら、今度はふくらはぎが悲鳴を上げてきた。一時はフェリーでショートカットしようかとも考えたが身体が辛いのに慣れてきたのか、休んで水分を取れば走れるようになってきた。

遠くから多々羅大橋を撮ったところは小さな砂浜のある港の石段で休んだ場所。澄んだ海に手を入れると冷たくて気持ちがよかった。ハンカチを浸して足も冷やす。そして出発。




2013.07.29 Monday 00:01

しまなみ・とびしま-大三島橋





大三島橋は、大という文字が入っているけど、しまなみ街道で最も短い橋。大三島という島に架かっているから大三島橋。短いので外観も吊り橋ではなく普通の橋。また、足が言うことをきかなくなって来たので、途中休憩してマッサージ。そのときに撮ったのが持って行った折りたたみ自家用2輪車。あともう少しだ。




2013.08.02 Friday 02:06

しまなみ・とびしま-村上水軍









伯方島はしまなみ街道の中で小さな島。海岸沿いの最短コースを走るとすぐに大島大橋に着く。どの橋も歩行者も渡れて無料なんだけど、一人もみなかった。長い橋が多いからね〜。東京湾にかかるレインボーブリッジ。以前書いたけど、ここは歩行者しか渡れない。浜松町側からお台場に行こうとしたら、ずっと婦警さんが見張っているのだ。折りたたみ自家用2輪車をたたんで押して入っても「ダメッ」と。しかたなく晴海を回ってお台場へ回った。

建設当時の知事は石原さん。ここはしまなみのように料金を取っていいから自家用2輪車を通れるようにすべだったと思う。いまからでも遅くないから猪瀬さん、やるなら今でしょ。ウミホタルだってやれると思うけど。

大島大橋を降りると村上水軍博物館の矢印。伯方島と大島の間の小さな島を村上水軍はまるまる城にしていたようで、速い流れの潮が自然の守りになっていたらしい。大島大橋の下からずっと川のように海がながれていた。ときどきやってくる足の痙攣をだましてここまでなんとか来た。残る橋はひとつ。それが最長なのだ。

2013.08.02 Friday 23:58

しまなみ・とびしま-4kmの橋











これまでの島は海岸沿いの道に、しまなみ海道のルートを示すブルーラインが引かれていた。しかし最後の大島は山間部にブルーライン。ということはアップ楕円のある道ということになる。最後にこれはきつい。山道に近いのだ。足の痙攣の様子を見ながら、休み休み走る。自販機で水は飽きたので、炭酸でもスポーツドリンクでもいろいろ飲む。途中に無料休憩所があった。水道が並んでいたので、頭から水を被る。

最後の来島海峡大橋の長さは何と4キロ。だから料金も高い。途中に小さな馬島があって降りられるようになっていた。ここまでなら半額。記念のスタンプや休憩所もあって、すべての橋の説明が書かれていた。一度に全部の橋をセーノで造ったのではなく、尾道側から建設。いろいろノウハウを積み重ねて最後に最長の来島海峡を架けたのだそうだ。なるほど。

長いだけあって橋の高さもすごい。だから橋に行き着くまで円形の自転車専用のスロープが備えられていた。レインポー府リッジもこうすればいいのだ。猪瀬知事。風が強く、下の海は潮の流れが速く渦を巻いている。陽が落ちてきてややオレンジ色になってきた。

降りるスロープも昇りと同じ。そしたらみんな途中で自転車を降りて止まっている。事故で救急車が来て担架で運ばれていった。スロープになっているのでどんな人が倒れたのか、ぶつかったのか原因は不明。熱中症か。私と同じ年寄りが無理したかはわからない。

担架がスロープの外に出たら皆一斉に走り出した。ずっと下りなので足が痛くともすこぶる快調。一気にJR今治駅まで走る。ブルーラインは駅まで続いていた。終わりに近づいて元気になってきた。

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